楽~になる生き方

楽~に、心地よく生きていこう

2:6:2の法則

2:6:2の法則については、だいぶ前にテレビか?何かで見て知っていた。
ハチとかアリとか、団体で行動する昆虫とかを観察すると、
全体の2割がものすごく働くアリ。6割が普通に働くアリ。
残りの2割がさぼってばかりいるアリという法則。

そのものすごく働く2割のアリだけを集めて巣を作らせると、
またもや2割がすごく働くアリ、6割が普通に働くアリ、
残りの2割がさぼってばかりいるアリになってしまうという
実験結果だったそうだ。

さらに、デキル2割を取り除かれた巣では、全体の中から自然にまた2割がものすごく働くアリに変身したそうだ!

逆も当然あり、働かない2割のアリを取り除くと、また全体の中から2割のアリが働かないアリに変身してしまうのだそうだ。

 

ところで、うちの部長は、ちっとも働かない(^_^;)
この会社で部長まで上り詰めたからには、仕事はできたはずだ。
だけど定年を間近に部署を異動になり、以降、まともに働かなくなってしまった。

毎日毎日、ほぼほぼ新聞を読んでいるだけだ。

すごい高給取りなのに働かない窓際おじさんを、若い子たちは「妖精さん」と呼ぶらしいけど、まさに妖精さんだ。

しかし我が部は病気療養者が多くて非常に忙しく、妖精さんは必要ない(-_-)

それなのに働かない部長、この状況をなんとかしてもくれない部長に、みんなイライラしていた。

でも、この「2:6:2の法則」を思い出してハッとした。

働かない2割を取り除くと、自然に全体の中からまた働かない2割が出てしまうということを…!

部長は無意識に働かない2割になり、他の若い働きバチに仕事をさせているんだ!

自分がものすごく働く2割になってしまったら、若いこれからの働きバチが普通かもしくはそれ以下の存在になってしまう。

だからもちろん無意識でしょうけど、自分が働かない2割のハチになってくれてるんだ…と思ったら、感謝すら湧いてきた(^_^;)

昔は窓際族、今では妖精さんと言われている彼等にも、そういった役割があるのかもしれない。

もうすぐ会社から去る、老人の役割は滅茶苦茶働くことではなく、働かない2割になってあげることなのかも…ね?