楽~になる生き方

楽~に、心地よく生きていこう

ゲシュタルトの祈り

「わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。

わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのではないし、

あなたもわたしの期待にこたえるために生きているのではない。

私は私。あなたはあなた。

もし縁があって、私たちが互いに出会えるならそれは素晴らしいことだ。

しかし出会えないのであれれば、それも仕方のないことだ」


私のことを大嫌いなお局様は毎日仕事中居眠りをしている
それに長い間気付かないで、私は「忙しい!忙しい!」
という彼女のお手伝いをしていた

しかしコロナ禍で席を離すための席替えをして、
彼女がよく見える席になってしまい、
なんと一日2、3時間は居眠りしていることに気付いてしまった!
(気付かなければよかった・・・!)

そりゃ忙しいわけだよ・・・就業時間の半分は寝てるんだもの。
もしかしたらすごく太っているから、睡眠時無呼吸症候群
昼間無意識に寝てしまってるのかもしれない。

まあ居眠りの原因はわからないけど、どうして私にアタリが強いのだろう?
私の方が圧倒的に仕事の量をこなしてるのに・・・
寝ている間に仕事が終わるのだからむしろ有難いだろうに。
とかぼんやり考えていたら、「劣等感」と聞こえてきた。

そして、彼女の劣等感は 彼女のものだ! とも。

彼女の劣等感をまともに受けて私はずっと苦しんできたんだ。
だけど、彼女の劣等感は、彼女自身のもので、私は受け取らなければいいのだ。
謹んで、受け取り拒否すればいいのだ。

ブッタの逸話にもそういうお話があるよね。

ブッタを罵った者に、ブッタは反論も何もしなかった。
弟子が、何故怒らないのか? 何故言い返さないのか?と問うと

 「もし他人に贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、
    その贈り物は一体誰のものだろうか」

と応えたという。
悪口は、受け取らなければ相手の元に戻る。
マイナスのエネルギーは、受け取らなければ相手に返るしかないのだ。

彼女の強烈な劣等感をまともに受け止めてずっと苦しかったけど、
これは彼女のものなんだ。受け取らなければ彼女に返る

ふぅ~・・・
随分長いこと付き合っちゃったけど、これはお返しします。
あなたがあなたの中で消化するべきものだ。

わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。

わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのではないし、

あなたもわたしの期待にこたえるために生きているのではない。

私は私。あなたはあなた。

ゲシュタルトの祈りの意味がようやく腑に落ちた気がした。