昨日「女帝」という漫画の主人公が復讐の鬼となって頑張って頑張って生きている姿を見て(読んで)
自分を踏み付けにした人達のことなんて忘れて幸せになればいいのに…なんてテッキトーなこと書いたけど、
怒りはモチベーションになるんだよねえ。
エイブラハムの感情の22段階でも、怒りは17で、最低ではない。
絶望や無気力の方が下なのだ。
この場合、主人公がお母さんを亡くして絶望したり無気力になってしまうことよりも、
復讐の鬼となって怒りを原動力にして行動した方がずっといいのだ。
忘れるのが難しいくらいの酷い出来事がトラウマになってしまうことだってある。
忘れるには時間が必要だ。
時間が解決してくれることだってある…
主人公は頭が良すぎるので何も考えないで忘れて生きるのは無理だろう。
許すことだけが全てではない。
経験や物語のためには必要なことだ。
憎む相手がいることを原動力に頑張れるなら、許さないという選択もアリなんだなあ…
なんて、「女帝」を読み進めながらぼんやり考えているヒマで平和な私でした。